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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第48回:公立教育から私立へ

9月に入ると一斉に新学年が始まり、約3ヶ月の夏休みでボケまくった頭と身体を急いで引き締めなければなりません。公立から私立校に転校させる事を決め、一年間いくつかの学校を比較検討し、自宅から車で15分のデルファイ・アカデミー(Delphi Academy)という学校を選びました。この学校の良かった所は、(1)英語教育に大層力を注ぎ、これでもかという位たくさんの本を読ませること、(2)作文にとても力を入れていること、(3)宿題が出来る時間も含めて毎日朝8時半から夕方5時まで学校があること(つまりこれまでのように放課後、他所に子供達を預けなくても良いということ)、(4)サマー・スクールがあり、夏休み中も継続して学校に行ける事、そして(5)就学時間が長い割に当時は授業料が割安だったこと(残念ながら現在ではかなりお高くなりました。)でした。またデルファイはセルフ・スタディー(Self Study)方式を採用していて、各生徒が自分に合ったペースで勉強を進めて行くのです。試験の結果、一心の数学は学年相応のレベルから始められたのですが、英語に関しては2学年分遡って始める事になりました。ココはそのまま公立校に置いておいても良かったのですが、2人を別々の学校に送迎するのはとても大変なので、学費面ではとてもキツかったのですが、ココも一緒に転校しました。

デルファイ・アカデミーは幼稚園から高校まであり、全学生が250人前後のとても小さな『村』のような学校です。小学部で先生1人が受け持つ生後は10人前後と、学年によって20人~35人だった公立とはかなりの違いですが、公立教育は何と言っても無料です。公立では勉強の遅れた生徒を救い上げてくれる余裕がなかなかありませんが、デルファイでは理解するまで何度でも同じ課題をやらせます。各教科の単元テストで合格点の85点以上を取れなければ、85点以上を取れるまで再履修です。85点以上の場合は間違った箇所のみを訂正して次の単元に進めます。また本の中の意味が分からない単語は全て書き出して辞書で調べ、更にその単語を使って文章を作るよう徹底して指導されます。時々先生が予告なしに行なう単語の抜き打ちテストで出来が悪いと、何ページも逆戻りして読み直す羽目になります。根が真面目な一心はこれをきっちりやったのですが、横着者のココは物語が面白くなってくるとついつい飛ばし読みをしてしまい、後々大きなツケを支払う事になりました。文章の読解力の速度は、各自が持つ語彙の大きさでほぼ決まると思います。特に英語を母国語としない家庭で育つ子供達は語彙が不足しがちなので、丹念に辞書を引くという地道な作業を習慣付ける事がとても大切です。

こうして書くと良いこと尽くめの学校であるように聞こえますが、どんな所でも何年か居れば、それなりのアラや綻びが見えて来るものです。でもアラ探しに精を出して非難轟々してみても、所詮は自分が選び、子供達を通わせることに決めた学校なのですから、いわば仰向けになって自分に唾を吐いているようなものです。公立にも私立にもそれぞれの利点、弱点、そして各学校独自の特徴があり、どの学校を選ぶかは親次第、子次第でしょう。我が子達にはのんびりすくすくと育って欲しいという思いもあって選んだセルフ・スタディー方式の学校でしたが、逆にサボリ癖がつくと、とことんまで…という恐ろしい落とし穴がある事に、転校後しばらくしてから気づきました。

親はいかなる場所いかなる時でも子供の置かれた状況をよく見て、子供達とたくさん話をし、先生方と密な連絡を取り合い、子供達が少しずつでも進歩し続けられる環境作りに励むこと、そして決して諦めない事、投げやりにならない事が肝要でしょう。と偉そうな事を言っても、親も子も人間ですから、寝不足の時、体調が悪い時、仕事が上手く行かない時、お腹が空いている時などには機嫌が悪くなり、お互いに当たり まくったりする事もしばしばですが、美味しい夕食を一緒に食べたらケロッと忘れることが出来たりするのが親子の良い所です。

忙しい毎日を過ごすアメリカ人は往々にして、子供と過ごす時間は量より質が大切であり、この質を高めるには云々…というような議論をしています。私としては、勿論質は大切ですが、量は質に増して大切なのではないだろうか・・・といつも思っています。皆さんはどう思われますか?

(2006/9/20)

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