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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第43回:8歳の壁

「8歳の壁」という言葉を聞いたことがありますか?小さな子供は、自己中心的で何でも、『僕・私』というスケールでしか物を考えないものですが、8歳位を境に一端の社会の一員として自分や友達、そして周囲の事を見始めます。またトゥース・フェアリー(Tooth Fairy*)やサンタクロースを信じなくなるのもこの頃で、なかなかの策を講じて親を出し抜き、真実を知ろうとします。

学校では、絵本や図鑑、実物やビデオ等で物を見て名前を覚え、その名前を連ねて文章を作ったり、本の挿絵に助けられて文章の内容を読解して来たのが、8歳を過ぎる頃から少しずつですが、抽象的な言葉や概念(例えば善悪の観念や、本当の優しさ、厳しさといった概念等)も理解出来るようになり、挿絵の無い本のページを読む時は、自分の頭の中に絵を描けるようになります。勿論個人差はありますが、この時期が大体8歳前後という事で、「8歳の壁」と呼ばれています。そしてこの壁を乗り越えていくのは、本をたくさん読む子供ほど早いそうです。

8歳位の子供相手にこういった抽象概念を言葉で説明することは容易ではありませんが、多くのアメリカの先生方はよく訓練されていて、とても素敵な例を挙げて明確に説明されます。教室でボランティアをしながら先生のそういうお話を誰よりも大きなダンボのような耳で聞いていたのは、私だったかも知れません。

我が家の子供達について言えば、特に図鑑が大好きな一心がこの壁を乗り越えたのは8歳よりず~っと後でした。あと2ヶ月で大学生になろうとしている今でも、写真や絵が盛りだくさんで字が少ない本にどっぷり浸り込むのが大好きです。ココは表面上は比較的早く壁を乗り越えて行ったような気がしますが、本で読んだ難しい概念を理解することと、自分が普段の生活でもそういった概念を正しく理解して実行出来るという事との間には、また別の壁があるように思えます。

まるでカタツムリのように遅い速度でも、我が子の成長を見守るのは親の一番の楽しみです。その成長ぶりはいつも前進ばかりではなく後退することもたびたびあり、その度にあれこれ騒いで一喜一憂、試行錯誤し、半年、一年のスパンで見るとやっぱり成長しているんだなぁ~と実感出来る時がとても嬉しいです。親になるって素晴らしいことですね。

*Tooth Fairy (歯の妖精):子供の乳歯が抜けた晩、その歯を枕の下に入れて寝ると、夜中に歯の妖精が来て、歯を持って行き、そのお礼としてお金(25セント~1ドル)を置いていくという神話です。ウチの子供達の場合は、ある晩、歯が抜けた事を私達に報告せずに枕の下に置いて寝たら、翌朝歯がそのままあった事で事実を知りました。私が「何で歯が抜けたって言ってくれなかったのよ?」と言ったら、子供「何でお母さんに言わなきゃいけないの?」と返され、子供達のTooth Fairyは親に代わりました。

(2006/7/5)

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