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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第42回:一心は学習障害児?

子供達はアメリカ生まれですが、親の日本語の影響が強かったようで、現地校に入学して間もなく、ESL*(第2言語としての英語教育)のクラスに入れられました。子供達が幼い頃からお世話になった子守さん達の60%は英語ベースでしたし、英語だけの保育園に通っていたのですが、幼稚園レベルでも英語の発達が十分とは言えなかったようです。ESLで一心は何と5年間、語学には長けているように思えたココでも丸々2年間お世話になりました。

外国人が多い地域の学校では、すべての授業をESLのクラスで受けるシステムになっている所もあるようですが、子供達の小学校では日に2時間程ESLのクラスに行って英語の特別指導を受けていました。それにも関わらず、一心の語学力は発達が非常に遅く、3年生の時に初めて受けた州の統一テストで、英語の成績が受験者全体の中で15%に位置するという結果が出ました。つまり一心より成績が低い生徒は全体の15%だったということです。でも同時に受けた数学は95%でした。

幼稚園に入ってからは英語教育にも本腰を入れ出し、少ない時間でも毎日必ず家で本を読む練習をし、週に2回は学校の先生方に個人指導もしてもらっていたのに、この結果です。担任の先生に聞くと、やはり授業中に落ち着きがなく、英語の時間に違う科目の本を広げて見ている事もあり、授業に集中してないようだということでした。でも数学は95%だったので、もしかしたら天才型(?)なのかも知れないという話になり、 Gifted and Talented Education(省略してGATEとも呼ばれる、特別な才能を持つ、天才型の子供達の為の特別教育クラス)に入る試験を受けてみることになりました。でもこれには合格せず、数学で高い点数が出たのは、多分既に日本語学校で習っていた内容だったらしいという説明でした。

それにしてもこれだけの努力をしているのに15%というあまりにも低い英語の点数はどういうことなのだろうと、あちこち聞きまわったのが祟ったのか、今度は Special Education(学習障害を持つ子供の為のクラス)に入った方が良いのかどうかを判断するテストを受けることになったのです。天才教育の次は学習障害かと天から地に落ちる思いでテストを受けましたが、このテストでも学習障害は認められず、結局元の普通クラスをそのまま続けることになりました。

公立教育は無料ですが、授業についていけなければどんどん置いてけぼりにされてしまいます。どんなに優れた先生でも30人近い生徒の全てに学年相当の学力をつけることは出来ません。遅れは各自の努力で取り戻すしかないのです。私はここに来て初めて、早期教育に力を入れなかった事を後悔しましたが、今更過去を振り返ってあれこれ悔やんでも仕方がないので、この先の対策を練ることに専念し、不承不承ながら私立学校を捜し始めたのです。

*ESL  (English as a Second Language):現在ではELD(English Language Development)と呼んでいる学校区が多いようですが、英語を第2言語として学ぶ生徒の為の特別なプログラムです。私達の住むカリフォルニアでは、スペイン語を第1言語とする子供達が数多く居るのですが、近年は州の財政難による予算カットで、このプログラム自体を削除してしまった学校区もあるようです。

(2006/6/20)

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