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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第41回:ロサンゼルス日本語補習授業校・あさひ学園

我が家の子供達は2人共、小学校入学から中学卒業までの9年間、あさひ学園のお世話になりました。おかげで日本に里帰りしても日常会話に全く不自由はなく、中学生レベルですが一応読み書きも出来るので、日本の漫画やTVドラマを大いに楽しみ、日本の家族とも時々Eメールを交換しているようです。そして、小学校だけは途中で辞めることを許さなかった英治さんと私に、ちょっぴり感謝もしているようです。中学に入ってからは、『いつ辞めても良いよ』と言っていたのですが、これがかえって功を奏したのか、はたまた欲が出て来たのか、2人共一度も辞めたいと音を上げませんでした。また一心は9年間の頑張りが認められ、卒業式では、代表で答辞を読ませて頂きました。

あさひ学園の一番の思い出として皆が挙げるのは日本式の大運動会です。全学年を紅白の2組に分けて対抗試合形式で行なうのですが、一心が入った組は赤であろうが白であろうが、9年間一度も勝てませんでした。こういう人もなかなか奇特です。中学3年の最後の運動会では、「もし今年勝ったら、記録が破られてしまうから勝てないね。」と冗談を飛ばしていたら、やはり負けてしまいました。ココは9年間のうち一度だけ一心と同じ組に割り当てられ、その年だけ負けたとボヤいていました。

2人がお世話になった計10年の間に、あさひ学園も随分変わり、子供達が在籍した最初の数年は駐在員子弟が半数以上を占めていたのが、最後の数年では、姓名共にカタカナの子供達も多くなりました。本来の設立目的は「駐在員子弟が数年後の帰国時に、日本の教育にすんなりついて行けるようにする。」という事でしたが、ここ数年は多様化する生徒のニーズに応じて、従来通りの「帰国組」、日本文化も教科として教える「永住組」、そしてウチの子供達のようなその中間に位置するグループに分けて…と多様な対応を試みているようです。

あさひ学園の校内では、原則として英語の使用は禁止ですが、学年が上がるにつれて、このルールを守るのは至難の技です。特に休憩時間にはあちこちで英語が飛び交い、先生方に注意されると、『て・に・を・は』以外はジャパングリッシュと呼ばれる怪しいカタカナ英語で話したりしていて、先生方もさぞかし頭の痛いことだろうと慮ります。

英語の使用に加え、お化粧、アクセサリー類、染めた髪も禁止でしたが、これらは現地校と余りにも格差があるのと、生徒数の減少を配慮して(これでは生徒が益々来なくなるという心配です。)数年前に全面廃止されました。ココは小学校5年生の時、帰国してしまった大親友との友情の絆として、お互いに作りあった編み込みのネックレスをいつもしていたのですが、土曜日は首の隠れる服を着て、ネックレスが見えないように苦心していました。ところがある日、他の学年の先生に見つかり、ネックレスを容赦なしに切られてしまったのです。まるで2人の友情を断たれたように思ったココは、「もうあさひなど絶対辞める!」と大泣きしていたのですが、さすがにこの処置には私達も驚きました。勿論規則破りはいけませんが、少々の猶予があっても良かったのでは??と思いました。でも切られてしまったネックレスはもう元には戻りません。それが程なくして、一転、何でもOKに変わった時、ココは嬉しいというより、突然あまりにも寛大になった規則に戸惑いと疑問すら感じていたようです。

まあ10年間にイロイロな事がありましたが、自宅から通える範囲の場所に、しっかりした日本語補習授業校があることは、かなり恵まれた環境だったと思います。おかげで、子供達は今も日本が大好きで、毎年一回の里帰りをそれはそれは楽しみにしてます。

(2006/6/5)

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