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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第37回:学校でボランティア

ボランティアのきっかけは、クラスメートのお母さんからクラスでの子供の様子を見たかったら先生のお手伝い(Teachers Aid)のボランティアをするのが一番良いと薦められた事でした。「エッ!この私が授業のお手伝い!?」と思いながらも一心の担任、キースラー先生にボランティアを申し込むと、ニッコリ微笑んで、「ではすぐにでも始めて下さい。」と歓待して頂きました。

アメリカでは語学学校と大学院しか経験した事のない私にとって、幼稚園は未知のジャングルのような所でした。例えば1+1=2や2-1=1のような簡単な数式を英語でどう言うのかすら知らない私が幼稚園児を教えるなどという事は到底不可能だと思ったので、先生と相談して、週1日、決まった日の決まった時間に教室に来て、来週分の宿題をプリントしてホッチキスで留める…という仕事から始めることにしました。キースラー先生は宿題を一週間毎に出され、前週に習った事の復習を中心にプリントで10枚程でした。先生手書きの原稿をとても旧式なのですが、スピードはコピー機より数段速い、手回しの輪転機のような機械を使って印刷し、クラスの中で授業の様子を伺いながらホッチキス留めをするという単純作業は私にピッタリでした。 当時、幼稚園に限って定員は1クラス20人以下で(現在は15人以下)、クラスは日本のように、先生が中心に立って教える時間と、4~5人ずつの小さなグループに分かれて習った事を実習する時間がありました。実習では、テープを聴いたり、紙や粘土を使って習ったばかりのアルファベットの文字を作ってみたり、おはじきを使って数を数える練習をしたり、色混ぜの実験をしたり…とその週のカリキュラムによって様々でしたが、1人の先生が各テーブルを回って細かい指示を出すので先生は大忙しです。(お金持ちの学校区には、各クラスに専任のエイドが居るようですが、バーバンク市は財政難で数年前にカットされてしまったのだそうです。)それで、ホッチキス留めのボランティアで少しクラスの雰囲気に慣れてくると、私も恐る恐る実習のお手伝いをさせて頂くようになりました。

どこの国の子供達もそうなのでしょうが、小さい子供達は正直で、細かい所にすぐ気がつくし、思った事はズバズバと言い、またそれが良く当たっているので全く侮れません。最初のうちは、教えるどころか、私の方が子供に試されているようで、緊張の連続でした。それに、教えるには、私自身が先生の講義をちゃんと聴いていなければなりません。幼稚園は半日だけの授業でしたが、最初は週1回、1時間のボランティアが徐々に増え、仕事の都合がつく限り週1回、半日まるまる付き合うことになりました。

このボランティアは、子供達が5年後、私立学校に転校するまで続けました。おかげで、毎年、子供達は私が希望した担任のクラスに進級させていただき、良い先生方との出会いがたくさんありました。そしてそのお付き合いは今も続いています。またボランティアを通じて私が学んだ事は、アメリカ公共教育の善悪も含めて莫大なものでした。そして、何よりも子供の為にやっていたボランティアなのですが、その間一言も文句を言わず、仕事面・育児面での惜しみないサポートをしてくれた英治さんにも大感謝です。

(2006/4/5)

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