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アメリカ子育て連々記v

From Dad

第31回:親父の子育て-視覚人間と聴覚人間

私の回りにいるバイリンガルのように幼い頃から英語を日常語として使ってきた人達は別として、私のように、大人になって(それもかなり遅い時期)から英語を学んだ人間にとって、良い発音で英語を喋る人は憧れです。発音が悪いと会話の途中で何度も聞き返されたり、ひどい時にはたどたどしくスペルを言ってやっと理解してもらうなど、会話のテンションがちょっと下がってしまうことが往々にしてあります。

そんな苦い経験を積み重ねながら回りを見渡すと、世の中には視覚的に集中できる(してしまう?)人と聴覚的に集中できる(してしまう?)人がいる事に気づきます。これは日本に居た時はそれ程気に留めなかった事ですが、アメリカに来てからはしばしば意識させらることになりました。私は仕事がら視覚人間です。というか、視覚人間だから映像の仕事に就いたとも言えるでしょう。子供の頃から図鑑や写真を見る事が大好きで、音楽も普通以上に聴いたつもりですが、ビジュアルから受ける刺激の方が数段強かったようです。仕事で1秒間に60枚見る映像の中に1枚でも前後に繋がりの無い映像が入っているとすぐに感知してしまう程、視覚的な(正確には視覚を司る脳の部分に)鋭さがあります。しかし、聴覚的(正確には聴覚を司る脳の部分)には、自分でも悲しくなるくらい鋭さがありません。MBEの代表であり、この子育て記のもう一人の筆者であるまちこさんは聴覚人間です。音楽を聴いていても、5.1チャンネルのスピーカーのどこか一つのスピーカーの音がおかしいとステレオをいじくったりしていますが、私にはその微妙な違いが分りません。映像には音楽が付きものですから、音楽関係のスタッフともよく仕事をします。日本からアメリカにやって来て、音楽の仕事をしている日本人もたくさんいます。彼らに共通するのは、撮影などの映像関係の人たちよりも、押並べて英語が上手で、発音も良いことです。やはり音を正確に聞く耳を持っているからだと思います。

こうして考えてみると、人間は生まれながらにして、視覚と聴覚の強さに個人差があるようです。我が家で比較してみると息子は視覚人間、娘は聴覚人間のようです。人生においてどちらが有利でどちらが不利という事は言えませんが、こと語学に関しては聴覚人間の方が進歩は早いようです。

しかし、何にも増して一番大きな要素はリラックスして自然体で物事に対応できるかどうか、落ち着きがあるかどうかだと思います。これには幼児期の時間の過ごし方がとても大切だと痛感している私は、幼児期にいろいろな習い事をするのも良い事ですが、机の前に長時間座れるように育てる事の重要性を感じます。最初は5分、それから少しずつ座っている時間を長くして、1時間や2時間は苦もなく机の前に座っていることが出来るようになれば、将来の人間形成に大きな成果が出てきます。机でする事は、お絵かきでも粘土を捏ねていても積み木遊びでも何でも良いのです。でも幼児にいきなりこれをさせようとしても無理ですから、最初はお母さんかお父さんのどちらかが一緒に横に座ってあげなくてはなりません。横に居ても、常に子供に何かをしてあげるというのでは無く、自分の為に本を読んだり、文章を書いたり、または好きな音楽でもかけて、ただ一緒に座っているだけでも良いのです。そうする事で子供の中に何かしっかりした可能性の種を植え付けられると思うのです。私の子供が小さかった頃はとても不可能に近いと思われた、そういう時間の過ごし方を何とか作り出せるよう努力してみたかったなと、すでに大学受験を目前に控える年頃になった子供達を見ながら残念に思うのです。でもまだまだチャンスをお持ちのお父さんお母さん、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

(2005/10/20)

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