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アメリカ子育て連々記v

From Dad

第30回:親父の子育て-バイリンガルにもいろいろ

より多くの人となるべく誤解の少ないコミュニケーションをはかる為に、第一の障害となり得る英語のアクセントは無いにこした事はなく、ひいてはこのアクセントというのは人間関係を築いていく上でも大きな要素になって来ます。良い人間関係を続けていくには勿論人間性の方が重要ですが、言葉のアクセントが無ければ無いほど短い時間で親密な関係を作ることが出来ます。そしてこのアクセントのある無しは、個人差はありますが、概ねどれだけ早い時期に英語を喋り出したかによります。生まれた時から2つ以上の言葉に触れていて、どれもほぼ同時に喋り出した子供は、どの言語もアクセント無しに喋りだします。そして幼い頃にしっかり発音の基礎を築いておけば、脳の中にそれぞれの言語を扱える領域が作られるので、一生アクセントで悩む事はありません。

同じ横須賀の基地育ちでH君の友人でもあるG君は日英両語にまったくアクセントがありません。G君は日本で生まれ、お母さんが日本人、お父さんが黒人です。彼は見た目は黒人ですが、まったくアクセントのない日本語と英語を話します。日本語でも少々の方言であれば日本人と同じように何の問題も無く理解します。彼と話をしていると彼が半分アメリカ人という事を忘れてしまい、同じ日本人と話をしているような感覚になります。また、アメリカの殆どの黒人は彼ら独特の喋り方がありますから、G君の黒人アクセントのない英語にはアメリカ人も驚くようです。電話で話をしている限り、誰もG君を黒人だとは思いません。

もう一人、現在40歳代後半で英語の達人であるJさんは日本生まれで両親共に日本人ですが、小学校はアメリカン・スクールに通い、中学校から日本の学校に通ったという変わった経歴の持ち主です。中学校の英語の先生には目の仇にされ、目立たないようにわざと下手な発音で英語の教科書を読むのに苦労したそうです。当時日本人でまともな英語の発音を出来る先生は殆どいなかったでしょうから、生徒にネイティブ・スピーカーの発音で教科書を読まれると先生の立場がなかったのでしょうね。(私としてはネイティブ・スピーカーに英語を教える羽目になった先生に同情しますが…。)

私の2人の子供達もアメリカで生まれ、現地校に通う傍ら、毎週土曜日には小学校1年生~中学校3年生までの9年間、ロス近郊の日本語補習校に通いました。小さい頃から家庭内では日本語を話していたので、彼らはアクセントのない日本語を話します。ただ、話し出したのは日本語の方がかなり先だったので、現地の幼稚園(こちらの義務教育は幼稚園から始まります。)に上がった時には、2人ともESL(English as a Second Language:第2言語としての英語学習)のクラスを取らなければなりませんでした。英語ベースのプリ・スクールに何年か通っていても、小さい頃は親と過ごす時間が圧倒的に多いので、やはり英語(特に語彙の数)がネイティブ・レベルに達していなかったのです。そしてこのESL教育は意外と長く時間がかかり、こと語学に関してはかなり勘の良いココでも3年、語学には滅法弱い一心に至っては今でもESLをちゃんと卒業出来たのかどうか怪しく思う時があるくらいです。

一口にバイリンガルと言っても個人差はかなり大きく、言語の習得には、毎日コツコツとした積み重ねが必須ですし、各個人のまちまちな進歩の度合いを考えると、やはり1つの才能とも言えるのです。でも言語がスポーツや楽器演奏の才能と1つ違う所は、小さい頃からコツコツやり続けていれば、必ず花開く才能であるという事です。(次回に続きます。)

(2005/10/5)

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