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アメリカ子育て連々記v

From Dad

第29回:親父の子育て-バイリンガルって?

仕事柄、日英両語のバイリンガルと言われるたくさんの人と一緒に仕事をします。日本生まれで英語が喋れる人、アメリカ生まれで日本語が喋れる人、日本に語学留学して日本語が喋れる人、英語圏に語学留学して英語が喋れる人、日本生まれの外国人で日本語も喋れる人等、第2言語の習得方法は様々です。でも、2ヶ国語がまったく同等に使える『真のバイリンガル』というのは本当にごく稀で、ほんの一握りの人たちです。

日本の TVで流れる映像を米国で制作する場合、日本からも何人かの主要スタッフが米国にやって来ます。そんな時に上記で紹介したいろいろなタイプのバイリンガル・スタッフが日米両クルー間やタレントさんの通訳をし、日本人スタッフの米国滞在中のお世話をします。一口にバイリンガルと言っても、各人の能力には様々な差があります。また、目的によっても成果は違います。あるとき、サンフランシスコでのロケで、日本育ちのアメリカ人、H君を現地に先行入りしていた日本からのスタッフの通訳に付けたのです。H君は英語が母国語で日本語も上手なのですが流暢とまでは行きません。でも彼の奥さんは英語が殆ど出来ない日本人なので、会話には何ら問題は無いと思ったのです。私もロサンゼルスでの仕事が終わり次第、サンフランシスコで合流する予定をしていたその2日前、H君から電話が入りました。「僕、関西弁が分らないよ…」との事。この時のスタッフは大阪からの人達だったのです。H君は横須賀の米軍基地育ちですから、日本で大阪弁に触れる機会が無かったのです。私がサンフランシスコに入るまで、H君は自分が日本からのスタッフの意向に沿った仕事をしているのかとても不安だったそうです。私も英語の方言には滅法弱いのでH君の気持ちがよ~く分ります。

通常日本の英語教育で採用されている標準英語はカリフォルニアを含む米国西部で話されている英語です。でも、アメリカ東部の人達は概して早口英語、中部には中部訛り、南部訛り、テキサス訛り、アフリカン・アメリカン達の独特な喋り方、英国訛り、オーストラリア訛り、ニュージーランド訛り等、一口に英語と言っても様々な訛りの英語があります。また個人差はありますが、ある程度年齢がいってから第2外国語として英語を学ぶと、往々にして第1言語のアクセントが英語に残り、日本語アクセントの英語、中国語アクセント、韓国語アクセント、フィリピン語アクセントはもとより、スペイン語アクセント、アラブ語アクセント、ドイツ語アクセント、フランス語アクセント、イタリア語アクセント…と細かく言い出せば際限がありません。そして『人種のるつぼ(Melting Pot)』と呼ばれる都市圏では、ありとあらゆるアクセントの英語が飛び交っているのです。それらの英語を正確に聞き取れるようになるには、ネイティブであるかどうかに関係なく、かなりの耳の訓練が必要となります。様々なアクセントの英語に触れる機会が多い人ほど、耳の上達も早い訳ですが、それでも人種間の文化や習慣の違いから生じる『言葉の問題を超えた誤解』は日常茶飯事で、このニュアンスの違いを理解する能力も含めて初めて『真のバイリンガル』と言えるのです。 (次回に続きます。)

(2005/9/20)

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