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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第26回:子守さんの限界

どんなに素晴らしい子守さんに恵まれても、親が傍にいて様子を見られる状態にあるのとないのとでは、やはり態度が変わります。特に親が居ない時間が増えると、どうしても慢心になり、手抜きになりがちです。モニカは本当に温かい心で子供達の面倒を見てくれましたが、昼間のメロドラマ(こちらでは、ソープ・オペラ-Soap Opera-と呼びます。石鹸会社の提供によるものが多いのは日米共通のようですね。)にはまり、最初は子供達がお昼寝をしている間だけ見ていたのが、だんだんとエスカレートしていったようです。私もしばらくは気づかなかったのですが、ある日子供達が、番組宣伝でやっていたメロドラマの主題歌を数曲知っていて一緒に口ずさんだので、驚いて問いただしてみると、どうやら午後数時間メロドラマを子供達と一緒に楽しんでいるらしい…という事が発覚しました。メロドラマは一旦見始めると止められないのが世の常、人の常。それぞれに場面設定は変わっても、メイン・テーマは常に男女関係のもつれ、口論、奪い合い、裏切り、別れ…と万国共通で、とても子供達に見せたい番組ではありません。

子供を他人に預ける親達が、隠しカメラを設置したい…という願いを持つ気持ちは私にも痛いほどわかり、この時は私達もいっそ設置してみようか?!と思ったものです。相手に知らせずに設置、監視すれば犯罪ですが、予め知らせておけば犯罪にはなりません。でも知らせてしまったら効果も半減ですが…。

私達の場合、相手はモニカでしたから、話し合いをして、メロドラマは従来通り子供達のお昼寝中だけにするよう頼み、カメラの設置はしませんでした。その代わりに時間が取れる時には、午後早めに家に帰って様子を見るにしました。雇用関係を考えればこのようなスポット・チェック(抜き打ち検査)は当然すべきなのでしょうが、子供が関わり、こちらもイロイロと無理を聞いてもらっているので、お互いに何となく気持ちの良いものではありません。残念ながらこの辺が他人同士の限界です。

こういう状態が1年ちょっと続いた後、とうとうモニカが辞めることになりました。子守という仕事も2年もやると、マンネリ化して疲れが溜まってくるものです。私達も、そろそろ潮時かな…という感じで、覚悟はしていましたが、モニカの後はなかなか良い子守さんに恵まれず、いよいよプリ・スクール(保育所)を捜す事にしました。

数箇所を見学し、オフィスから5~6分の所にあるプリ・スクールを選んで、子供達を預けることになりました。一心がちょうど3歳半、ココは2歳3ヶ月の時でした。ココにはちょっとかわいそうでしたが、一心はプリ・スクール、ココは子守さんというのもややこしいので、2人一緒に入ってもらうことにしました。プリ・スクールは病気にならない、突然休まない、サボらない!というのが、私達の大きな動機でしたが、ここにも私達が知らなかった大きな試練が待ち受けていたのです。

(2005/8/5)

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