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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第23回:自転車操業は続きます

頼り甲斐のある肝っ玉子守さん、モニカ(第15回)のお陰で、私達は仕事にぐっと集中出来るようになり、仕事量も規模も順調に増加し続けました。仕事の規模が大きくなるにつれて、その都度雇い入れるフリーランスのスタッフの数も増え、また撮影中は日本からのクルーも家に出入りするので、いよいよ自宅権オフィスではかなり手狭になって来ました。それに一旦プロジェクトに入ると、仕事は連日早朝から深夜まで続き、週末も厭わず…という状態になるので、子供達の生活のリズムを保つのが難しくなります。家の中は子供達が近づいてはいけない撮影機材や撮影商品、その他の資料などでいっぱいになり、親子共々ストレスが溜まりました。またクライアントが撮影に立ち会われることになると、ミーティングやタレントさんのオーディション、衣装合わせ等のたびにホテルの会議室を借り、そこまで出かけて行かなければなりません。そして出かけている間は仕事が思うように進みません。

そんなこんなが積もり積もっていよいよ自宅兼オフィスに限界を感じ、家から車で5~6分の所にオフィスを借りることにしました。一心が1歳9ヶ月、ココが6ヶ月の時でした。出来る事ならもうあと1~2年位は子供達の傍で仕事をしたかったのですが、当時の状態を続けることも決して健全とは言えませんでした。

オフィスを移し、仕事はしやすくなりましたが、日中子供達と過ごす時間はかなり減ってしまいました。それで、プロジェクトの合間、四六時中オフィスに居る必要が無い時は、朝ゆっくりと仕事に出て、お昼は出来る限り家に戻って作り、昼食後は車でモニカと子供達を近くの公園に送って再び夕方までオフィスで仕事をする…というスケジュールで、子供達と少しでも多くの時間を過ごせるよう努力しました。家で出来る仕事は持ち帰って深夜に片付け、週末は基本的に子供達と過ごすようにして、忙しい時期の穴埋めをしました。

融通の利く仕事時間も自営業の貴重な特典として重宝しましたが、収入面では山あり谷ありで余裕のない状態が続きました。特にアメリカの支払い期限は最長でも30日、駆け出しの頃は信用が無いのですべて C.O.D.――Cash on Delivery、つまり即金払いです。一方日本の商習慣は支払い期限が長く、通常3ヶ月、ひどい時には6ヶ月というのもあり、資金繰りが大変でした。高金利(当時のアメリカはかなりの高金利で、12~13%くらいが平均だったと記憶しています。)の短期借入金で、プロジェクトにかかった代金や従業員の給料を支払った月もありました。でも地道な努力は少しずつ報われて会社の信用度が増し、C.O.D.での支払いは徐々に少なくなりました。また英治さんの尽力で日本の大きな広告代理店とも良い関係が出来、海外プロジェクトは特別扱いとして支払いをして頂けるようになると、資金繰りは随分楽になりました。それでも、プロジェクトが取れなければ、仕事が続かないので、一旦ひとつのプロジェクトに入ると同時に、次の営業も始めなければなりません。期間は少しずつ長くなったものの、相変わらずの自転車操業でした。

(2005/6/20)

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