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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第22回:13才は半人前

子供が13才を迎えると、1人で留守番をさせても咎められなくなり、また13才以下の子供のベビーシッターも出来るようになります。子育てのひとつの区切りとして、子供の13才の誕生日を盛大に祝うアメリカ人も多くいます。私達も一心が13才になった時、子供の誕生祝とは別に、英治さんと2人でとっておきのシャンペンを開けて、土壇場の子守さん捜しという泥沼からやっと抜け出せたことをお祝いしました。多くの子供達はこの歳を境に、近所の雑用を手伝ったり、ベビーシッターをして小遣い稼ぎを始めます。

でも我が家では13才になった一心を見て、2~3時間のお留守番は良いとしても、それ以上の留守番をさせる事にはかなり抵抗がありました。ひとつには、私達が多くの東洋人の親のように過保護気味に育ててきたせいもあるのかもしれませんが、一心1人では頼りないこと極まりなく、ましてや親の居ぬ間に何をしでかすか分からないココが居るのです。どうしても抜けられない仕事が入り、子供達だけで留守番をさせていても、家の事がいつも気になり、最初の頃は1時間おきくらいに電話をして、子供達に安心されると同時にちょっと嫌われていました。一度、子供達がどういう反応を示すか試そうと思って、声色を変えて、「お母さん居る?」と電話をしてみたら、寝ぼけた声の一心から「要らな~い!」という答えが返って来て、絶句してしまいました。また帰宅した時に突然の訪問者を装って、ドアベルを鳴らし、子供達の反応をテストした事もありました。ちゃんとした受け答えが出来ないうちは、応答せずにひたすら無視し、どんな事があってもドアを開けてはいけないと教えました。(まるで『狼と7匹の子ヤギ』の13才版のようですね。)一心が17歳となった今でも知り合いでない限りドアを開けてはいけない…という点は変わりません。決して治安の悪い地域に住んでいるわけではないのですが、こと子供達の安全に関しては一時も油断出来ない、なかなか厄介な国です。

という具合でしたので、私がそれなりに安心して家を空けられるようになったのは、子供達が15歳くらいになってからでした。子供好きのココは時々ベビーシッターとして仕事を頼まれます。相手は幼児ではなく、主に7~10才位の日本人の子供が殆どです。(出来るだけ日本語で接して欲しいという、先方の希望もあります。)私も親として、状況判断すら出来ない乳幼児に、これまた半人前の13才くらいのベビーシッターを雇うのは良いとは思えないのですが、アメリカ人はその辺わりと平気な親も多いようです。親がこんな調子ですから、東洋人の子供達は比較的自立が遅いのかもしれません。でもどんなにしっかりして賢そうに見えても、13才はやはり13才です。

13才(thirteen)は、ティーンエイジャーの始まりでもあり、親は、相変わらずの送迎を除くと、時間的には多少の余裕が出来ますが、精神的そして何より経済的には今まで以上に負担が増えます。こちらでは子供1人が18才になるまでに必要なお金でベンツの最高級車が一台買えると言いますが、個人的にはベンツではなく、ランボールギーニにも匹敵するのでは…と思います。でも子供達の為ならエンヤコ~ラと頑張ってしまうのが親の宿命ですね。それにしても、親の心子知らずです。

(2005/6/5)

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