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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第20回:奇跡の1年(Miracle Year)

赤ちゃんは、最初の一年間に、人生の中で一番変化に富んだ成長を遂げます。絶望的に頼りなく、そしてたまらなく可愛い新生児は、やがて泣いたり笑ったりのいっぱしの感情を見せるようになって親を一喜一憂させ、その目は少しずつ色や形や顔を認識するようになり、勿論回りの音や人の声もしっかり小さな耳で聞いています。首が据わると寝返りも始まり、うっかり柵の無いベッドの上などに乗せておけなくなります。そして這い這いを始めると、いよいよ家中の床の頻繁な掃除が必要になり、つかまり立ちを始めると、机の角や引き出し、キャビネットの扉、ドア、階段、電気やガス製品のスイッチ類、コンセント等、あらゆる行動を想定して、家中を子供にとって安全な場所に変換する必要が生じます。親はせっせとホーム・センターに通って、初めて見る様々な子供用の安全器具を買い求め、あちこちに設置します。これらの便利な安全器具は反面、親の日々の生活に支障を来たすこともあり、夜中に寝ぼけてバスルームへの入り口に設置しておいたプラスチック製の柵にぶつかって転びそうになったり、急いでお料理を作っている時に、台所のキャビネットや引き出しの開閉に時間を取られているうちに、お料理が台無しになってしまったりと、便利は不便なことも多いのです。

1才のお誕生日が近くなってくると、発する言葉や意思表示がかなりはっきりしてきて、一丁前の自己主張をします。知恵がついてくると、顔が日に日に変わり、そして1才前後で多くの赤ちゃんが2本足歩行を始めるのです。大昔に人類の祖先が気の遠くなるような長い時間をかけて進化した過程を、1年ほどで達成してしまうのです。英語ではこの最初の1年をしばしばMiracle Yearと呼びますが、まさに奇跡と感動の1年です。そして子供達の最初の1年というのは新米の親に取っても印象深く、時間が経っても細々とした事までわりと詳しく覚えています。2歳以降は写真に日付が入ってないと、お誕生ケーキのローソクの本数を数えてみたり、周りに写っているものから時期を推測したりと、時間の推移の記憶がかなり曖昧になります。後々になって子育て記を書くことが分かっていれば、こまめに育児日記をつけておけば良かったと思っても後の祭りです。

でも遅まきながら、今こうして鮮烈な記憶と曖昧な思い出を行ったり来たりしながら子育て記を綴ることになり、無事20回目を迎えることが出来ました。月日が経つのは年々早くなるようで、あっという間に次の連載期日が来てしまい慌てた事も何度かありました。でもたった20回分でも改めて読み返してみると、その時その時の映像や音が頭に浮かび、とても懐かしい想いに浸れます。これからも現在進行形で書けるようになる日をめざして書き続けたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。出来ましたら随時、皆様のご感想、率直なご意見などもお聞かせ下さい。お待ちしております。

(2005/5/5)

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