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アメリカ子育て連々記v

From Mom

第3回:アメリカの産院事情

アメリカは医療費が高いので、産後入院するのは2日間だけです。私の場合は出産が朝だったので、丸々2日病院にいられましたが、夜の出産だと1日半で退院になる人もいます。その点、日本は産後ゆっくり一週間も入院できて、しかも費用はアメリカの3分の1程度とのこと。羨ましい限りです。

長男出産後、病室に入って昼食を頂き――考えてみれば一昼夜以上何も食べていなかったので、ものすごくお腹が空いていたのです――幸せな気持ちでうとうとしていたら、看護婦さんがやって来て「さあ、起きてシャワーに入りましょう!」・・・「エッ!シャ、シャワーですか?まだ・・・」、有無を言わさず、さっさと布団をはねのけてベッドから起こすのです。「そうする方が回復が早いのよ!」と促されて、ヨロヨロとシャワーに入り、教えられた通りに傷口を洗い、ついでに汗でベッタリとしていた髪も洗いました。看護婦さんに言われたとおり、その後はかなりスッキリし、へっこんだお腹を見てやっとお産を終えたのだという実感が湧いて来ました。母乳を希望したので、授乳時間になると長男を私の所に連れてきて、イロイロと教えてくれるのですが、私も息子も初めてのことばかりでなかなか上手く行きません。ああ、オッパイにつけるメーターのようなものがあって、ミルクの飲み具合が分かればいいのに…。そして飲んだ後に必ずゲップをさせる、これがまた至難の技なのです。

幸い英治さんが入院していた病院と違って、私が入院した産院の食事はまずまずの味で良かったのですが、一番美味しかったのはほぼ毎食出てくるデザートのジェロ(ゼリー)でした。――この後しばらくの間、私はすっかりジェロの虜になってしまいました。

そんなこんなで試行錯誤を繰り返すうちに病院での2日間は瞬く間に過ぎ、いよいよ退院の日が来ました。アメリカでは当時から乳幼児のカー・シート着用が法律で義務付けられていたので、カー・シート無しでは退院させてもらえません。よって私は子供達を抱っこして車に乗ったことは一度も無いわけですが、子供達は「抱っこ」という選択すら知らずに育ったので、慣れてしまえば親にはこれが一番楽です。

そして新しい家族の一員と幸せ満面で我が家へ帰って来ました。帰ってしばらくは寝ても醒めても一心を見飽きず、彼の表情や発する声に一喜一憂し、段々強くなるオッパイを吸う力に母になった喜びを実感しました。英治さんがバス・ルームの洗面台にお湯を張って身体を洗ってあげると、まるで拾われた事を感謝する子犬のような嬉しそうな目で彼を見上げ、とても気持ちが良さそうです。

ところが、本当の育児の大変さはこれから始まるのでした。

(2004/8/20)

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